委託加工貿易と手帳管理

★加工貿易 

加工貿易とは、経営企業が保税扱いで輸入された全部もしくは一部の原材料、補助材料、部品、包装資材を中国国内において加工、或いは組み立てを行った後、製品もしくは半製品として輸出する業務のこと。主に進料加工と来料加工の貿易方式がある。 

進料加工とは-
輸出入業務取り扱い権(対外貿易権)を有する中国内登記企業が、原材料や部品等を有償輸入し、代金を外貨で対外支払いする。加工後の製品、半製品を国外に輸出し、輸出代金を受領する。外資系企業が行う加工貿易には、この進料加工がほとんどである。この方式での加工貿易・生産の場合は、部品・原材料の購入元や、製品の販売先における制約はない。

来料加工とは-
輸出入業務取り扱い権(対外貿易権)を有する中国内登記企業が、原材料や部品等を無償輸入し、加工生産後の製品を、すべて加工契約相手先へ輸出するという加工貿易形式のことである。部品・原材料の無償供給者と製品の輸出相手先は、海外に所在する同一企業であるため、対口貿易と呼ばれる。

 

★手冊管理

手冊とは、中国で保税加工(来料加工・進料加工)をおこなう時に必要となる品目・数量が記載された免税許可書です。加工後、許可を受けた品目の消し込み管理を行うものです。

加工貿易企業は、手冊管理を効率化し、精度と可視化を向上することで関税申告法律違反リスクを抑え、必要でない関税支払いを防ぐことに繋がります。

BOMなどのマスタデータ、輸入出通関のためのINVOICE情報、在庫情報などを基幹システムから取込む必要があります。それから関税データは中国電子口岸(企業負担サーバ)を経て中国税関への申告となります。


記事 2012年05月30日
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